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クリスマスとお星様

 ということで大槻(仮名)です。
 野尻さんも突っ込んでおられますが、本名とはかけ離れた仮名なんですよね、これ。まあ、名前の由来はちゃんとあるのですが、それについてはまた今度。

 クリスマスも過ぎ去り、この時期が日本の正月に相当すると聞く欧米はともかく、日本はいよいよ正月を迎える準備であわただしくなってきましたねえ。もちろん編集部もバッタバタです。本日は、来年の1月15日に発売される、月刊ドラゴンマガジンの増刊『ファンタジアバトルロイヤル』の編集作業追い込みでして、夕方になっていよいよ殺気だってまいりました。いやー、いつものことながらこの時期は胃が痛い。無事に雑誌が出たときはホッとします。
 さて、終わってしまったクリスマスですが、子供の頃は年に一度の「無条件にほしい物がもらえる日」ということもあって、えらく楽しみな一日でした。中学生あたりまで毎年サンタになにかしらもらってたんですが、だいたいがプラモとか鉄道模型とか、そういうたぐいのもの。ただ、ひとつだけ異彩を放つモノをもらったことがあります。それは天体望遠鏡。
 V社の屈折望遠鏡で、エントリーモデルなんですが、こいつではじめて月を見た瞬間は忘れられない。自分が月のそばまで飛んでいったような感覚というか、なんだかそういう錯覚に陥ったことをいまでも覚えてますね。自分のなかでは、クリスマスと聞くとまっさきにそのときの月面の映像が頭に浮かんでくるんです。

 まー、最近では東京でもまともに月を見られないような生活をしておりますが、せっかくロケットガールのアニメも始まることだし、ひさしぶりにあの望遠鏡を引っ張り出してみようかなと、そう思っております次第。
 なにやらロケットガールの放映開始日も決まったやらそうでないやら、というお話も受けております。そろそろこのサイトで発表されるのではないでしょうか? 楽しみにお待ちください!
 大槻(仮名)でしたー。それではまた。
 
 

アニメのお仕事

 大槻っていうとどこかのプロデューサーみたいですねえ……
 それはさておき、ムークさんの仕事場に初めて入ったときは「おお! 『アニメがお仕事』の世界だ!」と、いたく感動したもんでした。
 作画作業はかなりデジタル化されているようでしたが、紙の束もどっさり。ライトアーマーのプラモデルなんかもありました。コンテの人は恐ろしいスピードでクロッキーみたいな絵を描きこんでいるし、3Dの人はなにかモデリングしてぐりぐり動かしているし。
 でもって私も設定やアニメ用プロットのチェックとかお手伝いさせてもらっているのですが、これが実に大変で。
 このカットでは電卓のどのキーを押すか、なんてことまで訊かれます。船外活動のこのシーンで、脚はなにをしているかとか。活字だけ書いていればいい小説家とちがって、絵にするとなると関係ないところをぼかすわけにいかないし、さらに時間の流れがあるので、曖昧にすませていたところを一から考えないといけなくなります。
 というわけで、いまは管制室のコンソールの画面表示を検討しているのですが……私だって何でも知ってるわけじゃないですから(;_;)。

編集部、壊滅。

 本日は15日。いよいよ2006年も残り半月となってしまいました。大槻(仮名)でーす。
 一週間ぶりのご無沙汰。いやー、編集部は巷間で大流行のノロウイルスに感染するもの、風邪にやられるものなど様々な被害者が出ております。いち早く風邪にお見舞いされたワタクシなど、数名のみが健在という恐ろしい状況に。なにもこの年末進行の時期にやられんでも、という状況でございます。

 さて、先日打ち合わせがありまして、アニメーションを製作されているムークさんのところへはじめてお邪魔いたしました。アニメスタジオには原稿回収で何度か行ったことがあるのですが、だいたいいつも鬼のような早朝でありまして、お邪魔するスタジオすべてで皆さん寝てらっしゃる状態。今回お邪魔したムークさんでは、はじめて人が作業している時間に拝見することが出来ました。
 短い時間だったので細かく描写することもできませんが、やはりプロフェッショナルの皆さんが黙々と作業をしている空間というのは、ある種荘厳と言うか、普段は感じることのないすさまじいオーラが漂っているなあと、そう思いました次第。
 僕らの編集部は、いったいどんな風に見えるんでしょうかねえ。だいぶユルい感じ……?

 さて、今週も終わりでございます。また来週お目にかかりましょう~。

天高くオリオン駆ける季節ですが

 狩人オリオンが、獲物を追って毎晩ドタバタと夜空を駆け回る季節になりましたが、
 地上でも我々人間がせわしなく走り回る季節になりましてございます。
 野尻先生に更新を任せっきりしているへっぽこ編集大槻(仮名)でございます!

 さて、12月20日発売に向けて鋭意制作中でありました、
 『ロケットガール3 私と月につきあって』でございますが……。
 誠に申し訳ございません!
 1月へと刊行が延期になってしまいました!
 楽しみにされていた皆さんに本当に申し訳なく思っております。
 もうひと月、おまちくださいませ……。

 それでは!
 皆様また来週!
 現在富士見書房の編集部では風邪が猛威をふるっております。
 みなさまも、くれぐれも体調にはお気をつけください~。

ロケットガール養成講座のこと

 野尻です。
 リンクのページにある秋田大学ものづくり創造センター。なんのこっちゃとお思いでしょうが、飛んでみればわかります。
「飛んでみたけど、なんでロケットガールなの?」と思われそうですね。
 このロケットガール養成講座の中心人物である秋山先生は私の知り合いでして、先生というよりは陽気なお兄ちゃんみたいな感じの人です。

 2006年の夏、私は能代宇宙イベントというのに行ってきました。このページの真ん中くらいに秋山先生の活躍ぶりが載っています。この写真を撮ったのは朝8時の開会式直後で、この時点ですでに先生方も学生さんたちも汗びっしょり、というなかなか壮絶なイベントでした。
 能代から帰って一週間くらいして、私がサイゼリヤで食事しているところへ秋山先生から電話が入りました。
「野尻さん、文科省が女子中高生理系進路選択事業っていうのを募集してるんで、うちも応募しようと思うんですけど、ちょうどロケットガールのアニメ化の頃なので、タイアップできませんかね」とまくしたてられて、「……はあ?」となったのがそもそものはじまりです。

 ロケットガールとの共通点は「女子高生」と「ハイブリッド・ロケット」だけ。
 そのときは「いいですよ。でもロケットガールって、基本的に男性向けですよ?」と答えておきました。
 文科省に提出した文書にも、しっかりスキンタイト宇宙服姿のキービジュアルを載せていました。でもその絵についてはなにも言われず、すんなり採択されて、予算もついてしまった。
 講座に参加するのは女子高生ですが、もっと拡がりを持たせたい。いろんな人に「いまの日本でもこんなことができるんだ。宇宙は身近なところに来てるんだ」と知ってもらいたい。だから目立っちゃおう、というノリです。
 アニメも講座もこれからですが、いったいどうなることでしょうか。
 たぶん秋山先生ならこう言うと思います。
「僕が後悔するとしたら、したことよりも、しないことによってです」

ごあいさつ

 ども、原作者の野尻です。
 放映までまだ間がありますので、ビハインド・シーンなどいろいろ語っていきたいと思っています。
 小説のあとがきとか広告コピーでは「伝説の名著」なんてうたっておりますが、少しは謙遜もしておいたほうがいいでしょうか。広告は自画自賛するものですから、そういうもんだと思っていただくとして。
 ドラゴンマガジンでロケットガールの連載が始まったのは1994年の4月号からです。駆け出しだった私の初の雑誌連載で、ペース配分が難しくて非常に苦労しました。文庫になったとき、あちこち手直ししたんですが、まだまだギクシャクが残ってますね。でも、そのぶん勢いもあって悪くないかな、と十二年後の私は思ったりします。
 あ、ぜんぜん謙遜になってませんね。小説というのは書いた当人にとっては常に面白いものですから、謙遜なんて無理かもしれませんね。なにごともマイペースがいちばんですよね。
 そんなわけで、ぼちぼち書き込んでいきますので、ひとつよろしくお願いします。