原作者野尻です。ロケットガール養成講座活動レポートを更新しました。レポートは一月七日の様子ですが、リアルタイムでは打ち上げを9日後にひかえていよいよ佳境です。
3月17日、9話のアフレコに行ってきました。9話は三人目の宇宙飛行士三浦茜の試練と、彼女を気遣ってじたばたするゆかりがメインの、ちょっといい話です。茜役の長谷川静香さんは難しい長ゼリフを頑張ってこなしていました。
写真は左からさつき役柳沢真由美さん、茜役長谷川静香さん、斑麗・亜里沙役山本彰子さん。
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そしてこの渋い男性陣は、左から安川役田中一成さん、木下役黒田崇矢さん、向井役土門仁さん。
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さて、先週放映された4話はいかがだったでしょうか。原作一巻でも非常にマニアックなエピソードでしたが、よくぞアニメ化されたものです。
そのハイブリッド・エンジンですが養成講座レポートの実物写真で説明しますと……
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三つのパーツは上から固体燃料(固体推進剤)、酸化剤タンク、ジョイント部分。
素子さんが開発しているのは固体推進剤の部分です。
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これは固体推進剤・燃料容器・噴射ノズルが一体になった部分。燃焼後にカットして断面を調べたところ。燃焼は内側から外側に向かって進みます。
よく見ないとわかりませんが、固体推進剤の厚さは3mmくらい。その外側に厚さ1cmくらいの燃料容器の筒が密着しています。これをほぼ全部固体推進剤にしてしまえ、というのが素子さんのアイデアです。最後はどうなるのかというと、酸化剤の流量を絞って圧力が上がりすぎないように加減します。
ロケットは飛行中にどんどん軽くなっていくので、最後は加速が強くなりすぎる傾向があります。そこでスロットルを絞れば飛行士も楽になります。実現はなかなか難しいと思いますが、どうでしょうか。
固体推進剤に高い粘結力と燃焼効率を共存させるため、素子さんはプラチナを触媒に使っています。触媒は微量ですむので、コストにはほとんど響きません。
アニメではプラチナの結婚指輪をいきなり投げ込んでいました。私は「いったん王水に溶かして処理するところを見せては」と提案したのですが、勢いを殺さずに見せたいということであのようになりました。指輪は見えないところで瞬時に粉砕されたのでしょう。
そのほか向井が普通の電卓を使っているところなど、細かい描写があちこちにありますので、できればDVDを買ってチェックしてみてください。
